焼けつく陽射しはいつも喧嘩自慢の夏の天使
舞い散る水で慰められた五里霧中の四面楚歌
蹴られた空き缶 孤独の光 冷めてく心に判決下し
揺れて揺られて涙を抱けば
かえすがえすのせつなの嵐
おかしなものさ 笑っておくれ
入口が出口とばかり思ってた
雲に隠れる独裁者の胸から脱走謀った冬の妖精
踊れ踊れとせわしく誘う雪のまにまに哀しむ哀しみ
さようならだね今度ばかりは
指先でなぞった吹雪の軌跡
馬鹿な男さ 笑っておくれ
初恋が最後の恋と思ってた
手に入れることが勝つことだと信じて
勝とうとして手を伸ばしたことは過ちなのか
何が本当のことか分からない
こんな目にあっても まだ分からない
