もう一日でも会わないでいるとたまらなくきみの笑顔が

見たくなるよ。今までオレは何人かの女の子に報われ

ぬ想いを抱いてきたけど、またこりもせずに落ちてしま

ったみたいだ。でもね。これだけは言っておく。オレは

いつでもまっすぐに人を愛する。嘘じゃない。どこまでも

まっすぐにだ。それは別に難しいことじゃない。オレは

自然にそうなってしまう人間なんだ。

モエ　きみと出会ってずいぶん経つけれど、いつも君を

見るたびにオレは強くひかれている自分を感じる。正直

にそう思う。きみの素朴なところが好きだ。とてもナチュ

ラルなところがいい。計算のない美しさだ。すばらしい、

まったくすばらしいよ。こんな女の子がまだいたなんてね。

きみは今自分のことで精一杯だから言わないけど、少し

落ち着いたら、はっきり気持ちを告げるつもりだ。たとえ

報われぬ想いだと分かっていてもね。これだけの気持ち

になったというオレにとって歴史的な事実を闇に葬るわ

けにはいかないからね。いつだってそうやってぶつかって

くじけてきた。もう恐くない。そう生きるのがオレ自身に

違いないんだ、きっと・・・・・・

きみとならずっと一緒にいられそうな気がする。自分勝手

な見方だけれど、本気でそう思う。

きみといると熱くなるよ。無心にきみのことを思える。

きみをずっと元気でいさせつづけたい

涙も分け合って

夢も分かち合って

きみの夢が叶うことを誰より望んでいるのに、オレは君に

何もしてやれない。それがくやしくてたまらない。オレにで

きることはないか？　オレにできることは？　月よ　教えて

くれ。オレは今何をすればいいんだ。きみはきみで夢を

叶えたらきっとオレをはなれていくんだろうと思う。その

夢にのめりこんで、オレのことなど忘れていくに違いない。

でも、きみが望むならなんとかしてその夢を叶えさせてあ

げたい。喜んでるところが見たいな。それがさよならになろ

うともね。きみが幸せになればいい。幸せになるきみを

思うとオレはとても幸せになる。いいやたとえきみの幸せ

のためにオレが不幸になろうともね。かまわないさ。世の

中には幸せになるべき人というのがいるんだ。それは、

きみのことさ。