ばあちゃんの死に直面してつくづく感じたこと

人は死んでしまえば口をきけない

僕が今こうして書き殴っていることは

あるいは生きているうちに公表されたら恥ずかしいことかもしれない

でも俺は息絶えることで何かを伝えることを失いたくない

心臓が止まってもはや書くことができなくなっても

いつも誰かに何かを伝えていたいんだ

だからこの恥ずかしい魂の訴えを

誰か　もし僕が死んだら公表して欲しい

形にして世に問うて欲しい

自分をさらけだすということがこんなにもみじめで

でもその中により真実に近いものがあるということを


お願いします

父よ　母よ　妹よ　友たちよ

誰か　真剣に　もしも真剣に

僕のことを死後の僕の幸せを願ってくれる人がいるならば

すべてこのノートを公表して欲しい

必ずや天国（あるいは地獄）から

その夢を叶えてくれた人を感謝します